第137回 芦田恵之助先生の実践に学ぶ授業の会 報告
1年 詩 あるけ あるけ 7月22日(月) 3校時 板書@ 板書A
・ 詩の面白さを挿絵を使って考えたり、全文視写をしたり、最後には暗唱したりしました。
・ 子どもたちも楽しそうに授業に参加していました。
2年 作文(記述) 7月22日(月)2校時 作文(批正) 7月24日(水)2校時 板書@ 板書A
・ <一文話> 事前に担任からお借りした運動会の作文を使って話し始めました。(文話:作文記述時間での導入部分)
○書かれた作文のよさ(頑張り屋・しっかりした字・漢字を使っている) *注意事項(数字の書き方:縦書きは漢数字で)
・ <二文題発表>に移ると、題を考えて来なかった子が多かったので、ペットや兄弟姉妹のことを話しているうちに、題名を発表する子が出てきました。
・ <三記述> ほとんどの子が書き始めました。指導者は、教卓の横で子どもたちの様子を笑顔で見守っておられました。
・ <四自己批正> 残りの時間が5分になりました。そろそろまとめに入りましょう。書き終ったら読み直してください。
・ <五提出> 時間になりました。書いた方を上にして半分に折ってください。先生のところにもって来てください。(一人ひとり丁寧に受け取り、労いの言葉をかける)
・ <一総話> 記述の時間に書いた作品の学級全体の傾向、よかった点や楽しかった点を話す。
・ <二点呼> 5名の作品について紹介と指導者の感想を話す。
・ <三優良文朗読> 2名の作品を作者に朗読してもらう。最初の子は照れていて読まないので指導者が代読する。もう1名も、隣の子が代読する。
・ <四聴写> 1名の作品を、教師が板書しならがら読むのを聞いて児童は作文用紙に書く。(句読点や行替えもいうのを聞いて書く)
・ <五細評> 板書された作品を作者が音読し、それから、作品のよさを話し合う。
3年 道具を使う動物たち 7月22日・23日 1校時 板書@ 板書A
・ 1日目に、第一次指導概観を行う。人間と他の動物の違いを中心に考えていた。
・ 2日目の第二次指導は、エジプトハゲワシのところを詳しく読む。ダチョウの卵を石を使って割るまでの様子をワシの10の動作を確認する。
4年 詩 ふしぎ 7月23日 2校時 よかったなあ 7月24日 1校時 板書@ 板書A
・ 不思議に思った私は、何才ぐらいだろうか。幼い子どもでは…。各連の不思議を想定し、全文視写(各連の1行目工夫あり)、想定を板書した文字語句で確認した。
・ 最後に1回、暗唱に挑戦。
・ 「よかったなあ」は、詩の情景を図に表して整理した後、全文の視写し、板書された詩を各連の想定を文字語句でおさえていく。暗唱の時間は取れなかった。
5年 古文を声を出して読もう 7月23日・24日 3校時 板書@ 板書A
・ 1時間目は、第一次指導と第二次指導を合わせた扱いをする。区画の工夫(古文に合わせて3区画 現代文も読み手を変え、10名で読む)
・ 1時間目の最初で古文3作品名とその時代を確認し、竹取物語について考え、古文の後半を視写する。
・ 板書された古文の意味を考え、音読の助けとする。
・ 2時間目は、前時のおさらいに続いて、平家物語について考える。平家物語を視写して、その意味を考え、音読の助けとする。
6年 海のいのち 7月22〜24日 4校時 板書@ 板書A 板書B
・ 1時間目に、第一次指導概観を行う。太一の生涯の話が書いてあることを確認して、太一の会話文から代表する言葉を書き出し、海のいのちの山場を確認する。
・ 2時間目は、第二次指導 第1時 瀬の主との対面する場面を視写し、太一の様子を読み取る。
・ 3時間目は、村一番の漁師であり続けた太一の姿を最後の段落を視写して具体的に考える。
午後の講座 資料 (芦田教式の現代的意義) 実践資料(どうぶつの赤ちゃん@ A) (詩 生きる) 新井紀子氏(オセロの実況授業)アレンジ授業(@ A B)
参観者の感想
教 材(時間割) 7月22日 7月23日 7月24日
1校時( 8:30〜 9:15) 3年「道具を使う動物」 3年「道具を使う動物」 4年「詩 よかったなあ」
2校時( 9:20〜10:05) 2年「作文 記述指導」 4年「詩 ふしぎ」 2年「作文 批正指導」
3校時(10:15〜11:00) 1年「詩 あるけあるけ」 5年「古文を声に出して 5年「古文を声に出して
読んでみよう」 読んでみよう」
4校時(11:05〜11:50) 6年「海のいのち」 6年「海のいのち」 6年「海のいのち」
☆ 今日の授業について(講評)(13:00〜13:30 22・23日) (12:00〜12:30 24日)
講座(読みの指導・作文の指導 質疑応答) (13:30〜15:45 22・23日)
* 宿 舎 奥松島 LANE HOTEL 最寄駅 仙石線 東名駅 徒歩10分
〒981-0416 宮城県東松島市野蒜ヶ丘三丁目29−1
TEL 0225−86−2501 FAX 0225−86−2502
第137回 要項 dai137youkou.jpg へのリンク